分数の計算・その5

分数倍

小数の最後に習った「少数倍」の分数バージョンです。0.2倍は 1/5 倍ということで…なかなか難解です。 このあとに習う「単位量あたりの大きさ」で使いまくりです。
計算は「わり算」です。でも「倍」なんです。どういうこと?全然想像ができません。

教科書での例は ジュース2Lを3等分すると 1人分は?です。そのまま式にしてみます。2L÷3等分 →2÷3=0.666666… わりきれません。
そこで分数登場です。

教科書ではこんな例題をのせています。

まてまて どう見ても  のほうが長い…これでなぜ 「倍」って言葉をつかうわけ?そして混乱ポイントが「何が何の何倍」問題です。それでも「小数倍」で 「1」よりも小さい数でも〇倍になることを やってきました。
さてさて 問題をよく読むと  のテープの何倍となっています。これがヒントです。 のテープが1 の時  は何倍ということです。

【問題55】

24時間は 14時間の何倍ですか。

ひぃ~。一体なにを知りたいんじゃ!

24時間だって難しいのにさ…

「14時間の何倍」と聞いているので14時間が1の時を 計算します。

そういわれても 何?って感じがいなめませんが… 24時間よりも14時間のほうが短いことは わかります。